2020年03月17日

春彼岸

彼岸の入り
今日から春彼岸に入ります。
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仏教では、私たちの生きている迷いの世界を此岸(しがん)といい、
煩悩川を渡って悟りの世界・浄土を彼岸(ひがん)と呼びます。

お彼岸のお中日(春分)と前後三日間を合わせて七日間の春彼岸は、
読経を聴き、法話に触れ、お墓参りをする期間です
常國寺では3月20日〜22日の間、彼岸法会の読経があります。
お経のお聞きながら故人を偲び、ご先祖のために手を合わせてはいかがでしょうか。
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posted by 常國寺 at 00:00| 常國寺つれづれ

2020年01月01日

お正月の朝

明けましておめでとうございます。

今年の東京のお正月はお天気も良くすがすがしい気持ちで迎えられました。
廻りを高層ビルに囲まれた常國寺の本堂に初日が差し込むのは、日の出時刻のだいぶ後ですが、気持ちの良い朝日があたってきました。
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今年は、希望に満ちた一年となることを予感できそうな、明るい日差しです。
東京オリンピックも開催される年。昨年の災害を乗り越えて、日本全体が一つになって進める年となるようにと思いをこめて、朝のお勤めをいたしました。
posted by 常國寺 at 16:47| 住職のつぶやき

2019年12月31日

令和最初の大晦日

今年もいよいよ大晦日です。令和になって最初の大晦日、明日はお正月です。
常國寺も本堂の掃除をすませ、玄関の幕を張りお正月の準備を整えました。
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年末にご先祖様をお参りされる方も多く、お墓にもきれいなお花がたくさん見受けられます。
今年も多くのことがあり、それぞれの出来事を思い起こし、一年間無事に過ごせたことに感謝して
阿弥陀様に「南無阿弥陀仏」をお称えしました。

常國寺では、大晦日の深夜から日付をまたいで、本堂でお経をあげながら、新年を迎えます。
明日の元旦からは多くの方が、ご家族連れでご先祖様を思いだしながら、お墓参りをされるよう願うしだいです。



posted by 常國寺 at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 住職のつぶやき

2019年09月20日

今日から秋のお彼岸です

今日(9/20)から秋のお彼岸にはいりました。
関東地方に大きな被害をあたえた台風が持ち込んだ暑い空気で3日ほど前まで真夏日が続いていました。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり昨日あたりから朝晩は寒いくらいの涼しさです。
このお彼岸で、ご先祖さまを想いお墓まいりをされる方も多いと思います。お寺におまいりにいらした時 お墓に行かれる前に、ぜひ本堂のご本尊さま(真宗は「阿弥陀さま」です)にお手を合わせてご挨拶をお願いいたします。
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阿弥陀様のお導きとお念仏により、ご先祖様、私たちもご浄土へまいらせていただけるのです。
本堂にあがる時間がない方は、本堂正面でお手を合わせていただくだけでも結構です。ご先祖様と同じように阿弥陀さまを身近に感じていただけるでしょうか。
posted by 常國寺 at 22:33| 住職のつぶやき

2019年05月26日

常國寺永代経厳修

常國寺永代経
本日(令和元年5月26日)常國寺永代経法会を厳修いたしました。令和の元号になって初めての行事です。朝から晴れて暑いなか、皆様にご参詣いただきました。
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お経中に、お名号札をあげていただいた方々の「法名・俗名・施主名」をおひとりずつお読み上げし、ご先祖から受け続いたお念仏が子・孫の世代を超えて、永代に亘って続くようにとの思いをのせてお参りしていただきました。
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法会の後の精進料理は、季節の野菜がいっぱいで、今日もおいしくいただきました。「いただきます」から「ごちそうさま」までお檀家さんといろいろなお話ができました。
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これから梅雨を挟んでますます暑い日が多くなります。
みなさま、水分と休憩を十分にとりお元気で過ごしていただきたいと思います。
合掌
posted by 常國寺 at 15:31| 常國寺つれづれ

2019年04月02日

新元号発表

昨日、平成に代わる5月からの新元号が発表されました。
新元号は「令和」、私も新元号を当ててみようと「桜明・常永」など考えてみましたが、当たりませんでした。
出典は万葉集とのことで、今までの元号のすべては中国の文献からの引用だったそうですが、今回は日本の文献からの出典とのこと。
元号の出典は今まであまり考えていなかったのですが、事前にニュースなどで話題になることが多く、改めて色々なことに気づく事がありました。
日本の元号なので、日本古来の文献からの引用が自然と感じるのは私だけでしょうか。
漢字一文字づつの意味は広辞苑などにゆずるとして、「令和」の意味合いとしては
『人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている。』
との説明です。
江戸時代以降の元号で平成が、唯一戦争がなかった時代とありました。
これからも日本だけではなく、世界から争い事がない時代となることを願います。
posted by 常國寺 at 17:57| 住職のつぶやき

2019年03月23日

春彼岸

春分も過ぎ、
明日は送りのお彼岸となります。

その前に迎えた
春分について書きます。

その日は、
太陽は真東から昇り、
真西に沈み、彼岸の中日と呼ばれています。
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仏教では、
私たちがいる煩悩の此岸(しがん)と
阿弥陀様がいらっしゃる仏国土の彼岸(ひがん)あり、
その間を生死の海があるとされています。
彼岸の中日は此岸と彼岸がつながると言われています。
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このお彼岸の間には仏法を聴き、お墓参りをし、
ご先祖様とこの世のわたしたちが極楽浄土へと願う期間が
お彼岸とされています。

南無阿弥陀仏

posted by 常國寺 at 20:18| 常國寺つれづれ

2019年01月11日

前住職の十三回忌法要

昨日の法要の朝も、
前住職の亡くなった十二年前と同様に
寒く晴れていました。

常國寺十一世として寺の法灯を守り、
博識で穏やかな人柄は
檀家のみなさんから深く信頼されておりました。
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読経のなか、前住職を思い出しながら、
この日に集っていただいた檀家のみなさんや
ご参加できなかった方々に
深く感謝をいたしました。
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合掌




posted by 常國寺 at 00:58| 常國寺つれづれ

2019年01月01日

常國寺の抱負

明けましておめでとうございます。
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新たな年を迎え、
おせち料理をいただいたり、
お寺や神社に初詣にでかけられたことでしょう。

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常國寺は昨年本堂の改修も終わり
きれいなお堂になりました。

春や秋のお彼岸、お盆の参詣、
寺小屋に参加しながらご覧いただきたいと思います。

今年は年号も代わり、
オリンピックの準備でさらに変化がある年になります。

そんな変化の時代になっても、
日々の暮らしの中で、ご自分を見失い、心も体も疲れないように、
急がず、落ち着いて過ごしていただきたいと思います。

そしてこの寺が、ホッと一息つけるような場所でありたいと考えております。

今年一年、みなさんにとって、よい年になりますようお祈りいたします。
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posted by 常國寺 at 20:07| 常國寺つれづれ

2018年10月16日

報恩講 勤修

十月十五日は常國寺の報恩講の日です。
本堂の玄関には幕を張り、
中も外もきれいに掃除をし、この日を迎えます。
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赤坂の三ヵ寺のご住職様にもご出勤いただき、
常國寺住職と衆徒とともにお経をあげます。
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報恩講は、寺と檀家が集い
親鸞聖人のお徳を偲び、感謝をする法会です。
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お経の後は住職の法話、
その後は精進料理のお弁当をいただきます。
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食事をしながら世間話やいろいろな話に花が咲き、
時間が経つのも忘れ、ゆっくり過ごしていただきました。

この日の報恩講が無事に終了できたのも、
三ヵ寺のご住職様、檀家の皆さまのおかげです。
ありがとうございます。

posted by 常國寺 at 20:34| 常國寺つれづれ