「永代読経(どきょう)」といい、「永代にわたってお経を読み、
そのお心をいただいてまいりましょう」という法会です。
ここでいう「永代」とは、大きく三つの意味(願い)があります。
・故人のご命日に、お寺で永代にお経が勤められる
・故人の家族が、ご命日を縁として永代に仏さまのみ教えをいただく
・お経が勤まり、仏さまのみ教えを広めるお寺が永代に存続される
以上の三つが『永代経の心』だといってよいでしょう。
真宗門徒の方々が永代経を大切に思うのは、
この法会が亡き人、ご先祖に対する報恩感謝の気持ちを表す場になっているからでしょう。
5月24日常國寺では、檀信徒の方々の願いや懇志のこころざしを「お名号札」に託し、お寺からも檀信徒の皆様に感謝の意を込めて「永代経」を勤めさせていただきました。

皆さまのご参詣はありませんでしたが、いつものように執り行うことができたのは、阿弥陀様、檀信徒の皆さまのおかげと思っております。

合掌