2020年07月15日

お寺の鐘

お寺の鐘
「ゴォーン、ゴォーン」
厳かで余韻を残す梵鐘(ぼんしょう)の音。除夜の鐘が、おなじみですが、童謡の「夕焼け小焼け」にもお寺の鐘は登場します。
現代では、時鐘(じしょう)は珍しくなっていますが、港区愛宕にある青松寺(せいしょうじ)さんでは夕方に時の鐘を打っていらっしゃいます。常國寺には梵鐘はありませんが、ご法要の前に打つ喚鐘(かんしょう)はあります。

お寺の鐘の音は、真宗であれば聞法集合の意味であり、仏法をいただく合図となります。そのため、鐘を打つと一切の苦しみを停止させるともいわれています。
時鐘はまた、時を知らせるだけではなく、仏法が広まるようにという願いも込められています。

現代では寺の鐘の音も、
騒音の中で聞くことが多いと思います。

忙しい毎日の中で
効率よく時間を過ごすことも大事だと思いますが、
時には梵鐘を聞くことに集中してはいかがでしょうか?
一時でもゆったりと感じられる気がします。
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posted by 常國寺 at 00:00| 常國寺つれづれ